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家族だけでなく家の健康を考えた設計を |家づくりコラム|ライトパス

家族だけでなく家の健康を考えた設計を

家の構造で避けられない換気と壁内結露

 

家づくりを考える際、キッチンやパントリー、在宅勤務スペース、外観など、こだわりたい部分は多々あると思います。私達も、こんな家にしたいというお客さまの理想の家づくりをご一緒に進めていきますが、お家をご提案する私達が必ず押さえておきたいポイントはご家族の健康とお家の健康です。

意外に思われるかもしれませんが、お家の住み方、環境でご家族の健康や住宅が長持ちするかが変わってきます。

 

ハウスダストは鼻炎だけでなく食べ物アレルギーも引き起こす

近年の家は、断熱性能や気密性が上がることで家の空気が入れ替わりにくくなっています。現在の新築には24時間換気システムが義務づけられていますが、担当の営業マンによる24時間換気の説明不足で電源がオフの状態で住まれているケースもあります。

空気が滞ることで人体にどのような影響があるのかを想像するのは難しいかもしれませんが、空気中には多くのホコリやカビ、ダニの死骸やダニの糞、繊維などが舞っています。これらをハウスダストと言いますが、ハウスダストはアレルギーの原因になります

アレルギーの原因になるハウスダスト

ハウスダストが厄介なのは、引き起こすアレルギーが鼻炎や気管支炎だけでなく食べ物アレルギーも含まれることです参照:国立成育医療研究センター。例えば、卵アレルギーのメカニズムを考えた場合、

  • 空気中に卵のタンパク質が漂う
  • バリア機能が弱まった乾燥肌を通して卵のタンパク質が体内へ入る
  • 体内では卵のタンパク質を外敵と判断し免疫をつける
  • 赤ちゃんが離乳食や幼児食に進んだ段階で卵アレルギーが発症する

 
という流れで卵アレルギーのリスクが上がることが近年の研究で分かってきました。以前は、食べ物アレルギーからアトピー性皮膚炎等が起こると考えられていましたが、メカニズムは逆だったのです。

空気中に漂うアレルゲンと乾燥肌という条件が揃うことで食べ物アレルギーになるリスクが上がるのであれば、空気中にアレルゲンが漂わないようにする必要があります。その対策の1つが、冒頭で触れた換気システムです。

換気システムによりハウスダストを効率的に排出することができれば、それだけアレルギーのリスクを軽減することができます。ですが、一般的な換気システムは高い位置に取り付けられてるため、床上30cm付近のハウスダストを排出することは難しいです。

床のハウスダスト

そこで、ライトパスでは24時間換気の排気口を床に設置する換気システム“澄家”を採用することで、ハウスダストの問題を可能な限り軽減したいと考えました。こまめな掃除やお風呂上がりの保湿ケアももちろん大事ですが、ハウスダスト対策のために換気システムを見直すことも同じぐらい重要です。

とくに、赤ちゃんは床に寝っ転がり、小さなお子さんも座って遊んだりしますので、大人よりも子どもの方がリスクは高いです。これからご家族が増えるという方はぜひご検討いただきたい換気システムですね。

また、熱交換ができる換気システムのため、室内の空気を最大90%再利用することで冷暖房効果も高まり、夏も冬も快適に暮らすことができます。

 

家の健康は、壁内結露の防止から

合板による壁内結露

日本で家を建てる際、建築基準法に従って建築する必要があります。しかし、建築基準法には壁内結露に関する基準は無いため、冬場に壁内結露が起きやすい状態でも問題なく許可が下り建築が進んでいきます。

壁内結露が起こると断熱材の性能低下、柱や壁の耐久性の低下の恐れがありますが、日本の8割以上の住宅は壁内結露対策がされていないのが現状です。

ただ、数年ではおそらく問題はありません。結露して現れた水滴を断熱材が吸い込んで、断熱材として機能しない部分が多少あったとしても、2〜3年はその差に気づくことはないです。

ですが、10年20年と時間が経った時、どうなっているかは正直分かりません。時間が経っても大丈夫かもしれませんし、もしかしたら改修工事が必要な状況になっているかもしれませんが、環境にも左右されるためどちとも言えません。

ですが、数千万円以上の買い物をするお客さまの立場になって考えた時、住宅会社からの「たぶん大丈夫です」という言葉は不安になりますし、住宅をご提案する立場で考えても中途半端なことは言えません。

それなら建てる時に壁内結露の対策をしておくのがベストです。

日本には建築基準法以外に、長期優良住宅の認定基準にもなっている品確法というものが存在します。品確法には、壁内結露対策の基準があるので、その基準をクリアする施工をすればまず安心です。

構造用ボード、タイガーEXハイパー

ライトパスでは、柱に張る構造用ボードに湿気を通しやすいタイガーEXハイパーを採用していますが、このボードを使用することで品確法の基準をクリアし、マイナス10℃ぐらいでも結露しない計算になります。

壁内結露対策

壁の内側に防湿シートを張るケースも多いですが、シートの貼り付けは手作業で隙間が発生するリスクがあります。湿気を通しやすいボードを採用し、壁内に吹付け硬質ウレタンフォームという断熱材を吹き付ければ、シートを使うよりも確実性の高い施工が可能です。

 

家族も家も、ずっと健康に

家族の健康だけでなく、家も健康でいられるよう設計の段階で様々な対策を行うことが可能です。今からお家を考えられる方は、間取りやデザインにこだわるように家の耐久性もこだわっていただくのがベストです。

なお、壁内結露の詳細はこちらで詳細を解説していますので併せてご覧いただければ幸いです。

 

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