家づくりのコンセプト
LDKの間取りはライフスタイルや好みによって様々なため正解はありません。しかし、近年の傾向はあるため少しご紹介したいと思います。
キッチンの吊戸棚は無くす
キッチンに立った時、目の前の高い位置に配置する吊り戸棚は、以前は設置するケースが多かったのですが近年は設置しない方が多いです。女性にとっては高さのある場所に手が届かず、使わなくなるケースが多いためです。
扉を開けると中のラックが降りてくるタイプの吊戸棚もあるので、収納スペースを最優先にする場合は採用されるケースもありますが、傾向としては多くの方が何も設置せず開放感を優先されることが多いです。
近江八幡・江頭モデルハウスでも吊戸棚は無く開放感を優先しています。その分、カップボード(食器棚)の横に収納スペースを設けています。
キッチンの横にダイニングテーブル
東近江市の能登川・佐野モデルハウスでもキッチン横にダイニングテーブルを配置するような間取りになっています。近江八幡・江頭モデルハウスも同じですね。
キッチンの横にテーブルがあれば、準備や片付けの導線が短くなり利便性が上がります。また、吊戸棚を無くし開放感が出ることで、キッチンとリビングが1つの空間として存在し広がりを感じるようになります。
断熱性能が一定の水準であれば、吹き抜けやリビング階段でも寒さは気にならない
「吹き抜けは寒い」と言われてきましたが、断熱性能が高い住宅であれば寒さはほとんど気になりません。シーリングファンをつければそれだけでコントロールできるケースが多く、開放感を活かした間取りやリビング階段はデメリットを気にせず採用していただけます。
キッチンには下がり天井
キッチンだけ下がり天井にし木材を張るケースが近年多いです。もちろん下がり天井無しのシンプルなケースの方が多いですが、キッチンの天井がアクセントになるので人気のオプションです。
シーリングライトよりもダウンライト
近年の注文住宅では、LDKにダウンライトを採用されるケースが増えました。シーリングライト(部屋の中央に1つだけ配置するライト)だけよりもオシャレな空間を演出でき、そこまで大きく値段が上がるわけではないためよく採用されています。
ただ、キッチン上をダウンライトにすると人によっては暗く感じたり、ライトの色を変えられるようにしておかないと食材の色が分かりにくくなったりします。自分の影で手元が見えにくくなることもあるので、ダウンライトの位置はキッチンカウンターの真上や前にするなど、配置に気をつけたいですね。
注文住宅も良し、建売も良し
工務店・住宅会社によってできることできないことがありますが、注文住宅は基本的に自由です。ですが、そこまでこだわりはないという場合や、細かく仕様を決めるのが億劫になってしまう方は、注文住宅もされてる会社の建売住宅などもオススメです。
なぜなら、売ることを目的にした建売・モデルハウスの場合は、間取りや設備が実用的に設計されているからです。もし建売を検討される際も、この記事でご紹介した内容をご参考にしていただければ幸いです。
弊社でも、モデルハウスは希望する方に販売させていただいています。引渡し時期だけご相談させていただくケースもあるかと思いますが、ぜひ気軽にご見学いただければ幸いです。