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気密性能は気密測定をしないと分からない |家づくりコラム|ライトパス

気密性能は気密測定をしないと分からない

気密性の目安

気密性とは、家の隙間がどれだけあるかという指標です。単位は【c㎡/㎡】で、1㎡あたり1c㎡の隙間があれば

C=1c㎡/㎡

ということになります。一般的にC値が1を切れば高気密住宅と言われ、隙間が小さく外気が直接入ってくる量が少ない高性能な住宅と言われます。弊社の標準仕様ではおよそC=0.5c/㎡になりますが、住宅価格と性能のバランスがちょうどいい性能値になりますね。

そんな気密性能=C値というのは、断熱性能と違い計算で表記することができません。気密性は必ず測定しなければ数値として出すことができないため、気密性を謳うには測定する必要があります。

 

気密測定をしている=気密性が高い

気密測定

気密測定をしないと気密性が分からないということは、気密性能であるC値を記載しているという時点で測定をしているということになります。測定してるということは、気密性を把握し数値が低ければ対応も可能なため、必然的に気密性はある程度高くなるということになります。

気密性能のC値を公表されていない場合は、気密測定はしていないという可能性が高いです。高気密である証拠の数値を公表しない方がデメリットになるため、あえて伏せる理由は考えにいでしょう。

 

どんな換気システムであっても気密性は高い方がいい

さて、気密性が高いことによるメリットを簡単にご紹介します。

現在の住宅は、24時間換気が義務付けられており、換気システムを取り付けないと行政機関への建築確認申請ができません。

そのため、「気密性に関係なく換気するなら隙間があってもなくても一緒じゃない?」と思われる方も少なくありません。しかし、気密性が悪いと換気システムが計画通りきちんと働かず空気が停滞する可能性があります。

24時間熱交換換気システム「澄家」
※24時間熱交換換気“澄家”の床面給気口

また、換気システムを熱交換タイプにする場合、室内の温度と湿度を80〜90%再利用し冷暖房効果が上がりますが、外気が隙間から入るとその効果が落ちてしまいます。

どのような換気システムにするにせよ、気密性は高いに越したことはないです。

 

計算で出す断熱性能の効果をきちんと発揮するために

断熱性能が高い住宅でも、気密性が低いと隙間風が入ってきます。とくに、コンセントの穴や引違い窓の隙間など、住んでみないと分からない箇所からの隙間風です。

断熱性能はあくまで理論値なので、どれだけ断熱性能が高くても隙間風が多ければ体感の快適性は落ちます。断熱性能の高さをきちんと発揮させるためにも、気密性能はある程度高い方が良いです。

 

気密性はどこまで必要か?

高気密の基準は、一般的にC=1c㎡/㎡以下です。そして弊社の標準仕様での気密性はおよそC=0.5c㎡/㎡ですが、これ以上の性能値を求めると一般的に住宅価格が大きく上がってます。

気密性を上げるために手間をかけるという理由もありますが、高気密住宅を謳う住宅会社は全体的に単価が高いという要因も大きいです。しかし、C=0.5c㎡/㎡ぐらいの性能値であれば基本的に問題はないため、コストバランスを重視してC=0.5c㎡/㎡前後が1番オススメではないかと思います。

断熱性能も、滋賀の場合は一定の水準を超えれば体感や電気代に大きな差が無くなります。断熱性能の指標であるUA値はおよそ0.5[w/㎡k]が最もコストバランスがよく、体感としても十分快適に過ごせますね(国の最低基準はUA値0.87、最高基準は0.26)

住宅は高性能すぎるとコストに対する効果が薄くなっていきますが、性能が低いとやはり不満がでてしまいます。性能も含め、そのお家に住まれるご家族にとってベストな家づくりができるといいですね。

 


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