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滋賀の気候に合った注文住宅の断熱性能はUA値0.6 |家づくりコラム|株式会社ライトパス

滋賀の気候に合った注文住宅の断熱性能はUA値0.6

滋賀の気候に合った注文住宅の断熱性能はUA値0.6

 

お家の“断熱性能=UA値”ってどこまで高い方がいいの?」「断熱性能の基準ってあるの?」というご質問が多いのですが、結論としては国の基準と高性能住宅の中間値であるUA値0.6がコストパフォーマンスとして最も良くなります

理由は、断熱性能に対する光熱費とローンの出費のバランスで、性能を上げすぎると光熱費が安くなる以上に建物価格が跳ね上がってしまうからです。以下、順番にご説明していきます。

まず、建築物省エネ法では、各地域に対して基準とする“断熱性能=UA値”が公表されています。

出典:建築省エネ機構

日本地図の色でみれば、滋賀県は地域区分5・6となっており平均的な地域といえます。そして、国の省エネ基準による滋賀県の基準はUA値が0.87以下となっています(数値が下がれば下がるほど断熱性能が高くなり、家と外気の熱の出入りが軽減されます)

こちらの表では、国の省エネ基準の他に代表的なものを一覧でまとめています。滋賀の地域区分である5・6は青にしています。

ZEH(ゼッチ)基準というのは家の省エネ性能を上げて、ソーラーパネルなどの再生可能エネルギーを導入することで年間の収支を(電気代−発電量=)0にすることを目指した基準です。

その下、HEAT20というのは国の省エネ基準やZEH基準よりも厳しくなっています。高性能住宅を売りにしている住宅の場合は、UA値はおよそ0.4以下を目指すことが多いです。

ではなぜ、UA値はZEH値基準の0.6がコストパフォーマンスとしてベストなのか?

 

UA値を下げると、光熱費が下がる恩恵以上に建物価格が上がる

このグラフは、UA値によって光熱費と建物価格、毎月のローンの支払額がどのように変化するかをグラフにまとめたもので、オレンジの線が建物価格の推移、青い線が光熱費の推移です(数値は一般的な生活での概算となり、生活スタイルによっては変動いたします)

弊社ではUA値0.6を基準に考え、建物価格は約1,800万円です。これを、例えばUA値0.4以下を目指せば建物価格は約2,500万円になります。 そしてUA値0.4を目指したことで光熱費がどれだけ安くなるかと考えた時、およそ月4,000円になります。

光熱費が月4,000円光熱費が安くなり、35年経てば168万円安くなります。ですが、建物価格は約700万上がります。仮に、毎月10,000円の光熱費が節約できたとしても、35年で420万です。それでもまだ700万には届きません。

ローンの出費に光熱費を足した月々の出費で考えると、

●建物価格1,800万円→98,000円/月
●建物価格2,500万円→119,000円/月

このように、毎月約20,000円の差が出てきます。

 

UA値0.6と0.4で快適性は変わらない

UA値を下げれば断熱性能が上がるので光熱費は下がります。しかし、劇的に光熱費が安くなるわけではありません。むしろ、建物価格の上昇によってローン支払額も上がり、結果的に月々の支払いも増えます

また、断熱性能が上がることで快適に暮らせるようになればいいのですが、高性能住宅のUA値0.4と弊社基準の0.6を比較した場合、冷暖房を普通に使う場合は体感の快適さにも差がありません。

滋賀県が北海道のような寒さなら話は別です。ですが、滋賀県は日本国内では暑すぎず寒すぎず、ちょうどいい気候です。それを考慮すると、滋賀の住宅で断熱性能を寒冷地並に追い求めることコストパフォーマンスとしては決していいとは言えません。

 

トータルコストだけ見ればローコスト住宅が1番


ここでもう一つ考えるべきポイントは、ローコスト住宅のように建物価格を1,000万円前半にした場合はどうなるのか?ということです。 UA値による光熱費、毎月のローンの支払いを考えた場合の結論は、ローコスト住宅が1番いいということになります。

●建物価格1,100万円→86,000円/月
●建物価格1,800万円→98,000円/月
●建物価格2,500万円→119,000円/月

ローコスト住宅は性能が少し落ちるので光熱費は高くなります。 しかし、元の建物価格が安いので月々の支払いを低くすることができます。実際の快適性も、普通に冷暖房を使う場合はそこまで大きく劣ることもありません。

しかし、1点だけ大きな懸念点があります。それが建物の大きさと自由度です。ローコストにするためには、建物を小さくするか、あらかじめ間取りや設備などが決まっているセミオーダー型の住宅にするしかありません。

 

注文住宅の自由度を活かしつつ、ベストなコストパフォーマンスとなるのがUA値0.6

ハウスメーカーや高性能の住宅だとトータルコストは高いです。かといってローコストの住宅だと自由度が無い。ライトパスはそのような両極端の住宅ではなく、

●4LDKで約36坪の広さと自由設計
●十分快適に暮らせる断熱性能
●月々のローン返済と光熱費のベストバランス

これらを考慮した結果、断熱性能と建物価格のベストなバランスはUA値0.6だと考えるようになりました。

 

月々の出費は、必ずローン返済額と光熱費のバランスを見る

断熱性能を上げると光熱費が安くなりますが、それ以上に建物価格が上がります。ランニングコストを考えて家を高性能にしたいとお考えの場合は、一度知人宅の光熱費を聞いてみたり、住宅会社に過去のお客さんの家の光熱費などを聞いて、実際に月々のローン返済額と光熱費がいくらになっているのかを確認してみてくださいね。

 

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