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ローコストの平屋が難しい2つの理由と予算を抑えるポイント |家づくりコラム|ライトパス

ローコストの平屋が難しい2つの理由と予算を抑えるポイント

ローコストの平屋が難しい2つの理由と予算を抑えるポイント

 

一般的な住宅は2階建てが多いですが、最近平屋のお家も人気があります。将来性を考えたり、上り下りがない方がメリットが大きいといった認識が広がっているのが理由です。

ただ、平屋の唯一のデメリットが、床面積が同じでも2階建ての住宅よりも建物価格が上がってしまうということ。今回は、なぜ建物価格が上がってしまうのかを簡潔にご紹介します。

 


−目次−
理由①:家を支える土台と屋根のコストが約1.6〜2倍に
理由②:広い土地が必要になる
建物は廊下と階段の面積分を無くすなどコスト削減可能
土地のコスト削減は難しい


 

理由①:家を支える土台と屋根のコストが約1.6〜2倍に

2階建てと平屋のお家を上から見比べると、建物面積が違います。

2階建ての4LDKと同じ部屋数、面積で平屋を建てようとした場合は、建物を上から見た面積が約1.6〜2倍ほど変わります。そのため、基礎を打つ面積も同様に大きくなります。

上から見た面積が増えるということは、屋根の面積も増えていきます。つまり、屋根のコストも約1.6〜2倍です。基礎と屋根以外のコストは大きく変わりませんが、支える土台と屋根のコストがどうしても上がってしまうのが平屋の特徴です。

 

理由②:広い土地が必要になる

上から見た時の建物面積が増えることを触れましたが、建物面積の大きな家を建てるには必然的にそれに見合う広い土地が必要になってきます。

表の数字は建物面積から逆算した最低限必要な土地面積ですが、全体的に1.6〜2倍近くになりますね。

土地が広くなると単純に土地の価格も上がりますし、外構工事の予算も凡そ2倍ぐらいになります。ざっくりですが、基礎と屋根で200〜250万アップ、外構工事で100〜200万アップを想定しておくのが無難です。

 

建物は廊下と階段の面積分を無くすなどコスト削減可能

どうしてもコストアップしてしまう平屋ですが、平屋では階段の面積が省けて、かつLDKに各部屋を隣接するなど廊下の面積を限りなく小さくすることでコストダウンが可能です。

また、なるべく家全体の凹凸を無くすシンプルな設計にし、キューブ型に近づけることでコストダウンが図れます。コストアップを相殺するのは難しいかもしれませんが、大きなコストアップは避けることが可能です。

 

土地のコスト削減は難しい

平屋の建物は基本的にコストが上がりますが、コストアップを最小限にする工夫をすることで一般的な2階建ての価格に近づけることも可能です。

ただ、土地に関しては必然的に広い面積が必要になってくるので、コスト削減が建物よりも難しいです。

  • 土地の広さを最小限にし、部屋数などを少し減らす
  • エリアを考慮し、広い土地で単価の安い土地を探す

 
など、建物かエリア、もしくは全体のコストを調整する必要があります。弊社では注文住宅はもちろん、不動産も扱っていますので、平屋向きの土地探しもお手伝いをさせていただくことが可能です。平屋をご希望の際はぜひ気軽にご相談くださいね。

 


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